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演奏会レポート:芦屋交響楽団

アマチュアのオーケストラである芦屋交響楽団、2000年2月に聴いて以来2度目です。今回のお目当てはショーソンの交響曲。17、8年前に初めてCDで聴いたものの、今まで実演に接する機会のなかった曲です。

2009年10月18日(日) 15:00 兵庫県立芸術文化センター 大ホール
芦屋交響楽団 第72回定期演奏会

指揮 松尾葉子

曲目
ラヴェル    ラ・ヴァルス
芥川也寸志 交響三章(トリニタ・シンフォニカ)
ショーソン   交響曲 変ロ長調 作品20

プログラムによると、芦屋交響楽団は1967年に結成されたオーケストラで、1977年から芥川也寸志による指導で成長したとのことで、曲目に芥川作品が取り上げられていることに納得した次第です。

ラ・ヴァルスは、優雅なワルツ、行進曲風な部分、最後のプレストと、いずれも(アマチュアのオケにしては)かなりの出来だったように思います。少なくともコーダで誰も脱落してなかったみたいだし。

交響三章は、第1楽章のカプリッチョが、まるでショスタコーヴィチの交響曲1番や9番を感じられるユーモラスな旋律でした。第2楽章のニンネレッラ(子守唄)は同じような旋律がずっと続いていたせいか、本当に眠りそうになりました・・・。第3楽章のフィナーレは、各パートの強奏で始まり、賑やかな曲想でした。

休憩を挟んでのショーソンの交響曲は、十数年CDで聴いてはいたものの、実際にコンサートホールで聴くと、繊細さと力強さ、各パートの掛け合いによる音色の移ろいゆく様子に改めて気付かされました。
プログラムでの曲目解説は団員さんが書いているようで、ショーソンの解説は初めてショーソン作品を知ったという方が書いていましたが、第3楽章冒頭を「SF映画の戦闘シーンのように」と表現されていました。ショーソンがワグネリアンであり、新婚旅行でバイロイト音楽祭を訪れたことを思い出すと、「ワルキューレの騎行」に似てなくもないかな、と感じました。
ともあれ、プログラムの締めとしてのショーソンの出来はかなりよかったのでは、と感じました。

アンコールはサン=サーンスの「死の舞踏」でした。

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