« 2009年7月 | トップページ | 2009年9月 »

2009年8月

演奏会レポート:京都 ラ ビッシュ アンサンブル 7

京都市交響楽団のメンバーが2002年に結成した、京都 ラ ビッシュ アンサンブル。2008年6月に聴いた演奏会が印象に残っていたので、今回はすべてが初めて聴く曲目でしたが、「ラ ビッシュだから」と言う理由で迷うことなく聴きに出かけました。
今回は、京都出身で指揮者でもありヴィオラ奏者でもある大山平一郎氏をゲストに迎えての演奏会でした。

2009年8月10日(月) 19:00 京都コンサートホール アンサンブルホール ムラタ

出演
ヴァイオリン 田村安祐美、片山千津子
ヴィオラ   高村明代
チェロ    渡辺正和
コントラバス 神吉正
クラリネット  鈴木祐子
ファゴット   仙崎和男
ホルン    小椋順二

ゲスト    大山平一郎(ヴィオラ)

曲目
メンデルスゾーン 弦楽五重奏曲 第2番 変ロ長調 作品87(1845)
ヒンデミット    クラリネットとコントラバスのための二重奏「音楽の花園」(1927)
          八重奏曲(1957-1958)

今回、メンバーの総意で大山さんをゲストに迎えることが決まり、メインの曲目をヒンデミットの八重奏曲にすることもメンバーの総意で決まった、とのことです。
一曲目のメンデルスゾーンは、明朗な雰囲気で聴き応えのある曲でした。
休憩を挟んでのヒンデミットは2曲ともかなり興味深いものでした。

クラリネットとコントラバスのための二重奏「音楽の花園」は、プログラムによるとチェロやコントラバスを演奏する妻のために、夫婦で演奏するために作曲したとのことです。ヴィオラ奏者として有名であったヒンデミットはクラリネットも演奏したとのことで、短い9曲からなる「音楽の花園」は、クラリネットもコントラバスも相当に技巧的なものでした。

メインの八重奏曲は、ヴァイオリン1、ヴィオラ2、チェロ、コントラバス、クラリネット、ファゴット、ホルンという編成で、すべてのパートがそれぞれに技巧的に難度が高く、特に第1ヴィオラが強烈に難度が高いもので、どこかのパートに注目して聴いていると他のパートを聴き逃してしまう、そういう意味で聴き手にとってもかなり難しい曲ではありましたが、非常に聴き応えのある曲でした。

アンコールは、メンデルスゾーンの「歌の翼に」の管弦楽九重奏編曲版(編曲:前田肇氏)でした。

終演後、京都コンサートホール内のレストランで出演者を交えての交流会に参加して、出演者の方(全ての方とではないですが)、および京響常任指揮者の広上淳一さんといろいろなお話をさせていただきました。演奏そのものを楽しんだことに加えて、交流会で演奏者の皆さんの生の声を聴ける機会を持てて有意義な時間を過ごすことができました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

演奏会案内:2009年9月分

2009年9月に聴きに行きたい演奏会をピックアップしてみました。上期末納期の仕事があるので平日はなかなか聴きに行くのが難しいかもしれませんが・・・。なぜか、バロックザールの比率が高い1ヶ月です。

9月3日(木)19:00 バロックザール 青山音楽記念館
森 悠子(ヴァイオリン) & 船橋美穂(ピアノ) デュオコンサート ~NPO法人 音楽への道 CEM 設立を記念して~

曲目
ベートーヴェン ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第5番 へ長調 op.24「春」
         第6番 イ長調 op.30-1
         第7番 ハ短調 op.30-2

今年はフランス音楽アカデミーのコンサートを聴いていないので、久々に森悠子さんの演奏を聴いてみたいのと、7月25日のリサイタルでの名アシストの船橋さんをまた聴きたい、ということですが・・・、聴きに行けるかな?

9月5日(土)18:00 バロックザール 青山音楽記念館
クラリネット トリオの夕べ ~Breisgau trio

クラリネット 木幡亮仁
チェロ    田村美佳
ピアノ    小澤まり子

曲目
ベートーヴェン ピアノ, クラリネット, チェロのための三重奏曲 変ロ長調 op.11「街の歌」
ユオン     トリオ ミニチュア
ブラームス   ピアノ, クラリネット, チェロのための三重奏曲 イ短調 op.114

なかなか聴く機会の少ないクラリネット・トリオなので、この機会は押さえておきたいところです。

9月6日(日)15:00 バロックザール 青山音楽記念館
ベートーヴェン 35のソナタ 多川響子 ピアノソナタ 完全全曲リサイタル vol.2

お話 横原千史(音楽評論家)

曲目
ベートーヴェン ピアノソナタ 第6番 ヘ長調 op.10-2
         ピアノソナタ 第18番 変ホ長調 op.31-3
         ピアノソナタ 第16番 ト長調 op.31-1
         ピアノソナタ 第17番 ニ短調 op.31-2「テンペスト」

5月にフェニックスホールで聴いた完全全曲リサイタルの第2回。第1回が非常に素晴らしかったので期待度は非常に高いです。

9月11日(金)15:00 兵庫県立芸術文化センター 大ホール
9月12日(土)15:00 兵庫県立芸術文化センター 大ホール
9月13日(日)15:00 兵庫県立芸術文化センター 大ホール
兵庫芸術文化センター管弦楽団 第27回定期演奏会

指揮    佐渡 裕
ヴァイオリン ジェームス・エーネス

曲目
ブラームス   ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
ドヴォルザーク 交響曲 第8番 ト長調 op.88

いつも人気が高くてかなり早い時期に完売してしまう兵庫芸術文化センター管弦楽団の演奏会ですが、大好きなブラームスの協奏曲を聴きたい一心で、まだチケットが入手可能であれば、と期待していますが・・・

9月13日(日)14:00 京都コンサートホール 大ホール
第13回京都の秋 音楽祭 開会記念コンサート

指揮  秋山和慶
管弦楽 京都市交響楽団
ピアノ  上野 真

曲目
ラフマニノフ   ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 op.18
ドヴォルザーク 交響曲 第9番 ホ短調 op.95「新世界より」

いずれも超有名曲ながら、いまだに実演を聴いたことがなかったりするので、(もしかすると既に出遅れてるかも知れませんが)聴いてみたいものです。

9月23日(水・祝)15:00 ザ・シンフォニーホール
オーケストラ・アンサンブル金沢 大阪定期公演

指揮  井上道義
ピアノ コルネリア・ヘルマン

曲目
グノー    小交響曲 変ロ長調
モーツァルト ピアノ協奏曲 第23番
モーツァルト 交響曲 第41番「ジュピター」

今年のラ・フォル・ジュルネ金沢では、井上道義/OEKで、クラリネット協奏曲(クラリネット:ポール・メイエ)とピアノ協奏曲第27番(ピアノ:アンヌ・ケフェレック)の非常に感動的な演奏が印象に残っています。
このコンビでピアノ協奏曲第23番と「ジュピター」を聴くのが今から楽しみです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年7月 | トップページ | 2009年9月 »