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演奏会レポート:児玉桃 メシアン・プロジェクト2008 「世界トップソリストによる2つの四重奏’時’」

3ヶ月前から楽しみにしていた、児玉桃によるメシアンの「世の終わりのための四重奏曲」を聴きに、休みを取って京都から東京に出向きました。

2008年12月12日(金) 19:00 浜離宮朝日ホール

出演
ヴァイオリン ルノー・カプソン
チェロ    ゴーティエ・カプソン
クラリネット イェルク・ヴィトマン
ピアノ    児玉桃

曲目
メシアン   ヴァイオリンとピアノのための幻想曲
細川俊夫  クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための「時の花」
        -オリヴィエ・メシアンへのオマージュ(日本初演)
メシアン   世の終わりのための四重奏曲

メシアンの幻想曲は、プログラムによると、1933年作曲であるものの、児玉桃により2006年フランス初演され、2007年にデュラン社から出版されたばかり、とのこと。この曲の多くの部分が「キリストの昇天」に利用されることになった、ということでしたが・・・「キリストの昇天」を聴いたことがないので何ともいえないのですが、「前奏曲」や「20のまなざし」や「世の終わりのための四重奏曲」へとつながっていく要素はいくつか聴き取れたような気がしました。

細川俊夫の作品は、何とも微妙な・・・、としか言いようのない感想。メシアンの曲と同じ編成で、という児玉桃のアイディアによって作曲されたというのですが、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノ、という特殊な編成で曲が曲として成立するのはかなり難しいのかな、と感じました。

「世の終わりのための四重奏曲」は、特にチェロに細かな傷が多かったような気がしましたが、児玉桃の繊細さと力強さを併せ持ったピアノにリードされて、どうにかうまくまとまったという印象を持ちました。

3曲通してみて、児玉桃の存在感が一番大きかった、というのが率直な感想です。

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