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演奏会レポート:クライネス・コンツェルトハウス vol.25

Dさんに教えていただいた演奏会を聴くために、当日は午前中で仕事を終わらせて昼過ぎに京都を出て夕方に東京入りしました。

7月25日(金) 19:00 東京文化会館 小ホール
クライネス・コンツェルトハウス vol.25

曲目
ズデニェク・フィビフ  ピアノ五重奏曲 ニ長調 作品42
フランツ・シューベルト 弦楽三重奏曲 変ロ長調 D471
ドホナーニ・エルネー ピアノ六重奏曲 ハ長調 作品37

出演者
三戸 素子:ヴァイオリン
二宮 隆行:ヴィオラ
小澤 洋介:チェロ
山根 公男:クラリネット
藤田乙比古:ホルン
ラファエル・ゲーラ:ピアノ

フィビフ(Fibich)は、日本語では「フィビヒ」として紹介されることが多く、私自身も「フィビヒ」と認識していたのですが、どうやら「フィビフ」と読む方が原語のチェコ語に忠実なようです。
フィビフ(Zdeněk Fibich 1850-1900)は「気分、印象、そして追憶」というピアノ曲集が有名ですが、室内楽曲も何曲か書いていて今回の五重奏曲もその中の1曲です。
ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、ホルン、クラリネットという編成のこの曲は、響きが豊かで旋律も美しくて心楽しくなる音楽です。実演を聴くのは今回が初めてで、ホルンに少々音の乱れはあったものの全体の響きが美しく、「やっぱり音楽は生で聴かないと」と、思った次第です。

休憩を挟んでのシューベルトは、未完成、単一楽章の曲で、非常にチャーミングな旋律の曲でした。

最後のドホナーニは、以前大垣音楽祭で聴いたことがあり、今回が2度目。ロマン派の流れを受け継いだ重厚な響きの底に不安感が流れ続ける音楽です。ずっと重い雰囲気が続いて最終楽章はおちゃらけた楽想のアレグロ。おちゃらけてはいるものの、心の底から楽しんでいるというわけではなく、何かに踊らされているという雰囲気が濃厚で、不安感を払拭できるわけではない音楽でした。

終演後は一緒に演奏会を聴いたDさんと池袋で呑んでました。

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コメント

TBをありがとうございます。

フィビフは、良い演奏でしたね。

そういえば、ドホナーニのフィナーレを聴きながら、リストのハンガリー狂詩曲のことを思い出していました。あれもシリアスに始まって、いつの間にか強烈なscherzandに変化してしまうのが似ています。
ただ、違うのは、

>心の底から楽しんでいるというわけではなく、何かに踊らされているという雰囲気が濃厚で、不安感を払拭できるわけではない音楽でした。

というところでしょうか。
「ドホナーニあたりの世代のヨーロッパの音楽に、何らかの形で戦争が影を落としているのは、時代背景からは止むを得なかったんだろうな」との思いを新たにしました。

機会があったらまた呑みにいきましょう。(^^;☆\(--;

投稿: D | 2008/07/28 22:59

コメントありがとうございます。
いつもならコメントがつくとメールで通知が来るのですが、サーバの不具合でメールが来なくて、今日まで気づいてませんでしたm(_ _)m

>「ドホナーニあたりの世代のヨーロッパの音楽に、何らかの形で戦争が影を落としているのは、時代背景からは止むを得なかったんだろうな」との思いを新たにしました。

その代表格と言えそうなのは、バルトークの弦楽四重奏曲6番やプーランクのヴァイオリン・ソナタあたりかと思います。

>機会があったらまた呑みにいきましょう。(^^;☆\(--;

少し先のことでまだ確定ではないですが、11月中旬にまた東京まで出向くと思います。
そのときに、また是非呑みましょう(^^)/□☆□\(^^)

投稿: Pelleas | 2008/08/02 17:49

「若しかして投稿失敗したかなぁ」と思っていたのですが、そういうことでしたか。取り敢えず安心しました。(^^

>少し先のことでまだ確定ではないですが、11月中旬にまた東京まで出向くと思います。
>そのときに、また是非呑みましょう(^^)/□☆□\(^^)

そうですか。
それでは、日程など決まりましたら、またご連絡頂ければと思いますので、どうぞ宜しくです~♪

投稿: D | 2008/08/10 00:30

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