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演奏会レポート:ラビッシュアンサンブル

ブラームスのクラリネット五重奏曲を聴く機会があったので行って来ました。

6月21日(土)18:00 京都コンサートホール小ホール
京都ラヴィッシュ・アンサンブル Vol.6 霖雨のブラームス

出演者
ヴァイオリン 田村 安祐美、片山 千津子
ヴィオラ   高村 明代
チェロ    渡辺 正和
コントラバス 神吉 正
クラリネット  鈴木 裕子
バスーン   仙崎 和男
ホルン    小椋 順二

曲目
エゴン・ヴェレス    八重奏曲 作品67 (1948年)《日本初演》
ヨハネス・ブラームス  クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115
ヨハネス・ブラームス  ハンガリー舞曲集より第1番、7番、4番、6番、5番

京都ラビッシュアンサンブルは、京響のメンバーを中心に2002年に結成されたアンサンブルとのことです。過去にこのアンサンブルの演奏を聴いたことがあったような気がしていたのですが、調べてみると2006年3月にドヴォルジャークの「アメリカ」やマルティヌーの九重奏曲の演奏を聴いたことがありました。
公演のサブタイトルにある「霖雨(りんう)」とは、「長く降り続く雨」という意味があるそうで、梅雨の時期にぴったりな言葉です。

エゴン・ヴェレスは、日本ではまだあまり知られていませんが、シェーンベルクの弟子であり、「新ウィーン学派第4の男」と呼ばれることもあるそうです。
八重奏曲は、ウィーン八重奏団のコンサートで、シューベルトの八重奏曲とカップリングで演奏するために委嘱された作品とのことで、なかなか聴き栄えのする曲でした。
第1楽章はシェーンベルクあたりのオーケストラ作品に近い雰囲気を感じ、そのほかの楽章も20世紀後半の、たとえばルトスワフスキあたりのオーケストラ曲を彷彿とさせる雰囲気がありました。響きが充実していて八重奏という編成であるのに、まるで指揮者なしの室内オーケストラを聴いているかのような気になりました。かなり気に入ったのでCDを買ってみようかという気になりました。
休憩を挟んでのブラームスのクラリネット五重奏曲は、これを目当てに聴きに来たのですが、「絶品!」としか言いようのない素晴らしい演奏で、しっとりとした雰囲気で「霖雨」の言葉にぴったりでした。
最後のハンガリー舞曲集は、純粋に演奏を楽しめました。1曲終わる毎に拍手が沸き起こったことからも、多くの聴衆が同じように感じていたことがわかります。

ラビッシュアンサンブルの演奏会は、今後も機会があれば聴きに行きたい、と思いました。

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